即位礼正殿の儀っていったい何?わかりやすく解説!
こんにちは!くわです。
2019年10月22日といえば何の日か分かりますか?
そう!「即位礼正殿の儀の行われる日」ですね!
火曜日ですが祝日となっているので嬉しい方も多いのではないでしょうか。
そんな「即位礼正殿の儀の行われる日」ですが、そもそも「即位礼正殿」って聞きなれない言葉ですよね。
去年まではこんな祝日はありませんでした。
そんな「即位礼正殿の儀」について、分かりやすく解説していきます!
1.即位礼正殿の儀って何?
「即位礼正殿の儀」とは「そくいれいせいでんのぎ」と読みまして、即位した天皇が日本国内および諸外国に即位を宣明する儀式の事です!
「宣明する」とは文字通り「宣言して明らかにする」という意味です。つまり即位礼正殿の儀によって天皇になったことを世界に表明するというわけですね!
海外では「戴冠式」(たいかんしき。王様のいる国で、次の王様に就任したことを宣明する儀式)などに値します。
国家の新しい象徴を世界中に宣言するとても大事な儀式なので、海外からは国家元首又は首脳といった来賓が招かれます!
つまり日本における最も重要な儀式の一つというわけですね。
ちなみに前回の即位礼正殿の儀は、1990年11月12日に行われました。
現在は退位された平成天皇が即位を宣言された日というわけです!
2.即位礼正殿の儀は即位礼の中心儀式!
そんな即位礼正殿の儀ですが、それ単体で行われるものではありません。
「即位礼」(または即位の礼)というものがあります。
「即位礼」を一言で説明するなら、「天皇が皇位を継承したことを国内外に示す一連の儀式」です。
あれ?これって即位礼正殿の儀でも同じようなことを言いましたよね?
そう!即位礼正殿の儀とは、1年間にわたって行われる「即位礼」という一連の儀式の、中心儀式なのです!
即位礼は皇室の儀式の中の最高のものになるので、その中のさらに中心となる即位礼正殿の儀が行われる日が祝日となるのも当然な気がしてきますね!
3.これから毎年祝日になるの?
残念ながら来年からこの祝日はありません…ショック。
もちろん即位礼正殿の儀は各時代に一度しか行われませんから、致し方なしといった感じですね。
平成天皇が即位された年も、法律によって定められ祝日となりました。
逆に言えば生きているうちに何度も訪れない貴重な祝日ですから、過ぎ去ってから惜しむことのないよう有意義に使いたいものです!
4.まとめ
というわけで、即位礼正殿の儀について説明させていただきました!
天皇が変わる、平成から令和に変わる、なんて言われても、実際に何が行われているのかってなかなか実感できないですよね。
この記事が少しでもためになったなら幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました!