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文化の日っていったい何?意味や催しについて分かりやすく解説!

 

こんにちは。11月3日の祝日といえば…そう、文化の日ですね!


今年は日曜日になっているため、振替休日で翌日の月曜日が休みとなっています。
3連休、うれしいですね~。


そんな文化の日ですが、皆さんなぜ休みなのか知っていますか?
勤労感謝の日や体育の日のように、名前からは想像つかないですよね。


文化っていうのも漠然としています。


何気なく過ごしがちな文化の日には、実はとても大きな意味があるんです。
それでは今から分かりやすく紹介していきます!

 

 

 

 

1.文化の日の意味って何?

 


文化の日の意味は、一言で表すならば「芸術や文化を楽しみましょう」という日です。


って聞いてもよく分かりませんよね。


まず、文化の日のルーツは明治時代まで遡ります。


11月3日とは明治天皇の誕生日であり、明治時代には天長節(=天皇誕生日)と呼ばれていました。


今でも天皇誕生日は祝日になりますもんね。去年までは12月23日で、今年からは2月23日になります。令和天皇になりましたからね。


でも、今年の12月23日が平日であるように、天皇誕生日が祝日になるのはその天皇の時代だけのはず。
では何故11月3日は今でも祝日扱いされているのでしょうか。

 


2.文化の日の歴史

 


実は、11月3日が明治天皇の誕生日であったこと以上に、この日が文化の日として祝日となったもっと大きな要因があります。


それは、11月3日は日本国憲法が公布されている日であるということです。


…ちょっとすごそうな気がしてきましたね?


第二次世界大戦後の1946年11月3日、GHQ主導の元、日本政府が作り出した日本国憲法が公布されました。


その日本国憲法が平和と文化を重視していたことから、のち1948年に公布・施行された祝日法という法律で、11月3日が文化の日であると定められました。


憲法公布なんて一大イベントがあったのなら、そりゃ休みにもなるってものですよね。


でも実は、文化の日として祝日となる以前から、この日は明治天皇の誕生日として休日にはなっていました。


表向きは明治天皇誕生日とは関係なく文化の日として定められたということになっていますが、当時の国会等のデータを見てみると、あえてこの11月3日に憲法公布の日を重ねたという推測が可能です。


つまり100%そう言い切れるわけではないですが、当時の日本政府は日本近代化における最初の時代である明治時代、その明治天皇の誕生日に戦争後の再スタートとして日本国憲法を公布し、文化の日として祝日としたというわけです。


おお、とても壮大ですね。歴史は一本のドラマといいますが、文化の日にもこんなにも大きなストーリーが隠されていたというわけですね。


ちなみに余談ですが、日本国憲法が施行された5月3日も、「建国記念日」として祝日となっています。

 


3.文化の日には何をすればいいの?

 


先述の通り、文化や芸術に触れて楽しんじゃいましょう。


文部科学省では11月1日~7日を「教育・文化習慣」と設定しています。


普段あまり博物館や美術館を訪れたり、図書館を訪れたりしない方も多いと思います。
私もその一人です(笑)


たまにはこういったものに触れてみて、関心を持ってみるのはいかがでしょうか。


もちろん、本を読んだり、音楽を聴いたりするだけでもとても良いと思いますよ。

 

 

4.11月3日は他の記念日でもある

 


11月3日は「まんがの日」であったり、「レコードの日」であったり、「文具の日」であったりもします。


これらも「文化の日」にちなんで設定されたものです。


確かに文化財の一つですね。日本が世界に誇るものでもありますから、こういったものに改めて触れてみるのもいいかもしれませんね。

 


5.まとめ

 


以上、文化の日の意味について解説させていただきました。


普段有料のイベントなども、この日は安くなっていたり無料になったりすることもあるので、ぜひ足を
運んでみてください!


最後まで読んでくださりありがとうございました!