2019年の勤労感謝の日はいつ?振替はあるの?
こんにちは。突然ですが11月の祝日といえば何があるかご存知ですか?
以前文化の日についてはご紹介していますので、良ければ読んでみてください!
せっかくの祝日なのだから平日に重なってもらって仕事や学校を休みたいもの。
今回はそんな祝日である勤労感謝の日について説明していきます!
1.2019年の勤労感謝の日はいつ?
2019年の勤労感謝の日は11月23日(土)です。
勤労感謝の日は「○月の第2〇曜日」のような決められ方ではなく、毎年11月23日に決まっています。
ですので今年は土曜日に重なっています。
あれ…土曜日ということは振替休日はどうなるの?と疑問に思いますよね。
実は…
2.振替休日は?
2019年の勤労感謝の日ですが、振替休日はありません!
えー!ってなりますよね。3連休になると思ったのに。
何故振替休日にならないかといえば、法律によって振替休日に関するルールが定められているからです。
日本の祝日は「祝日法」という法律によって定められているのですが、この法律により、振替休日となる条件も決まっています。
祝日法によると、「祝日が日曜日と重なった場合、月曜日が振替休日となる」となっているんです。
つまり逆に言うと、土曜日と重なっていても振替休日にはならないんですね。
別に土曜日でも振替してくれよ!と思いますよね?
実は近年は「ハッピーマンデー制度」というものが導入されていまして、国民の祝日を決まった日ではなく少しずらして月曜日にすることがあります。
しかしハッピーマンデー制度でずらせるのは国の行事ごとがない祝日のみなんです。
勤労感謝の日をはじめ、「昭和の日」や「文化の日」なども、行事が行われる祭日であることから、必ず決まった日になっているというわけです。
うーん、どうあがいても今年の勤労感謝の日はただの土曜日になってしまうみたいですね。
来年以降は平日に重なることに期待しましょう!
3.そもそも勤労感謝の日ってどういう日なの?
勤労感謝の日はもともと「新嘗祭(にいなめさい)」という皇室行事が行われる日でした。
これは古来から農業が盛んであった日本で、農作物が実った時期に神に感謝するお祭りが次第に皇室行事になり、歴代の天皇が行うようになったものです。
昔の日本でもこのような祭典の日は祭日とされ、国民にとっては休日と定められていました。
しかし皆さんご存知のように、日本は太平洋戦争で敗れてしまいます。
それにより、皇室行事を休日とする制度は、天皇信仰の撤廃とともに廃止されてしまうのです。
ですが、やはり休日としては残しておきたいもの。
後に前述の祝日法が制定された際、11月23日を改めて勤労感謝の日として定め、国民の祝日としたというわけです!
つまり勤労感謝の日は豊穣に感謝する日なんですね。
現代日本では農作業に従事する人は少なくなりましたが、そこから転じて勤労と生産に感謝する日になっていきました。
言うなれば1年に一回の巨大な打ち上げのようなものかもしれませんね!
4.まとめ
勤労感謝の日は働くことや周囲の頑張っている人々に感謝する日であり、元々は皇室行事の一つでした。
この日は全国で豊穣に感謝するイベントが行われます。
皆さんも周囲の人に、そして日々頑張っている自分に何かご褒美を上げたりしてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!